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February January 2007


ヒトリゴト。
Let's talk about your Love.


1/18(木) 【モータースポーツ話】

例年どおり、ラウンチ関連には細かく触れない基本方針です。関係者コメントも然り。タイヤの件も、実際にシーズンが始まってみてから考えるので充分間に合うでしょう。マシンに至っては、この時期のものはまだプロトタイプもいいところですしね。(冬期テストでメタメタなのも困るが、テストで調子よくてもシーズンに反映されないことも多いので、指標としての信頼は置いてません)。

今年は、「絶対の存在」が居ないので、シーズン前のフォーカスの持って行き方が難しいです(笑)。
これまでは、ミヒャエルが居るから、フェラーリの出来だけはいちおう念頭に置いていた。あんたたちだきゃあコケてもらっちゃ困るのよ、という。その延長線上で今年もついついフェラーリ情報を追いかけてしまいますが…実質的にはもう、フェラーリを気にする必要はないんですよね。ま、ベネトンの時と一緒で、チームスタッフたちには一種の戦友的仲間意識がありますので、いきなり背を向けることはしませんが(苦笑)。
とりあえず、ジェンスに焦点を持っていきたい、のだが……さて、巧くいきますかどうか。(薄情なファンです)

そんなわけでフェラーリの話

ラウンチでのトッドの発言を伝える記事に、唖然となった。

"Joking apart, if Michael asks to drive the car we'll find a racing suit for him with pleasure."
(冗談は別として、もしミヒャエルが新車をドライブしたいと言ってきたら、喜んでレーシングスーツを提供するよ)

おかしいだろ、これ。どう考えても。
記者がどんな阿呆な質問をしたのかは知らないけど、いくらチームの顧問だからって、これじゃ今乗るドライバーが内心面白いわけない。ミヒャが乗ることが問題なんじゃなくて、傍目にトッドがいまだにミヒャの方を見ている(しか見ていない)ような印象を与えることが、チームとして問題。
勿論、これは記者へのリップサービスにすぎず、チーム内では意思疎通して納得している、という可能性もある。ただ、トッドには「前科」がある。ミヒャエルをあからさまに贔屓し、エディを干した。エディは自伝で、トッドに対する強い不信と不満をぶちまけている。
報道されたことが事実なら、フェラーリは引退したがっているトッドを慰留し、ミヒャエルを補佐につけた。――失策でなければよいのだが。
確かにトッドは有能な監督で、それはF1Racing誌などの投票でも判る。ただ、どうにも彼の有能さは、ミヒャエルに対してのみ最大限発揮されているような気がするのは、私だけだろうか。

ダカール死亡事故に対するバチカンの反応

安全性向上を掲げていたダカールラリーだが、9日にライダーが1人事故死してしまった。で、翌10日のバチカン日刊機関紙オッセルバトーレ・ロマーノが、この事故を取り上げて「パリダカは暴力的」と猛烈に批判。車やバイクの残骸が砂漠に放置され、錆付いて、無責任の象徴になっていると攻撃した、そうな。>Autosport.com/Reuters

…えーと、ダカールラリーの途中棄権車(事故車含む)は、カミオンバレーで回収されているはずだけど。事故や異常が起きればGPSで居所割り出して、ヘリが駆けつけるし。そのへんはもう何年も前から確立したルールだったと思ったけどな…?

オッセルバトーレを書いているのがいわゆる「ジャーナリスト」なのか、単にバチカンの広報室なのか、そのへんが確認できなかったのでアレですが。
モータースポーツには、どうしたって死亡事故の危険がつきまとう。事故を是とすることは絶対にいけないけれど、「事故が起こるような危険なスポーツはスポーツじゃない、禁止しなくては」という論理が仮にまかり通れば、世の中は何でも規制アリになってしまう。
モータースポーツで事故が起こって、いちばん悲しいのも辛いのも、関係者。言いたいやつには言わせておけばいい。自分たちで反省すべきところを反省して、改善すべきところを改善していけば、それでいい。
セナとラッツェンベルガーの事故から十数年、今の私はそんなふうに思う。



1/14(日) 【更新情報】

ダカールで今年も死者が出てしまい残念に思ったり、PCにエラーが出まくりで慌てて代替機を探してたり、しています。XP嫌いで未だにWin2000愛用者なのですが、今VistaになるくらいだったらXPで手を打とうという状態。まあOSよりはキーボードの打ちやすさのほうが問題です。現行マシンより使いやすい子は全く見つかりません。自宅PCと言えども仕事ようなので、神経使います。嗚呼。

■更新

サイト整理第2段。管理人の自己紹介をサイトの御案内ページに統合しました。ミヒャエルの引退に伴って、少しばかり手を入れてあります。



1/8(月) 【モータースポーツ話@ダカール・ラリー】

F1情報そっちのけ。
…とりあえずフェラーリは早いところミヒャエルの影を駆逐しないとチームとして駄目じゃないかと思う。過去は過去、そう割り切れないと未来はないだろう。もっとも、現在のところはメディアが率先してミヒャエル関連情報を拾っているという状態だろうから、マラネロの実情はシーズンがスタートしてみなければ判らないが。

ダカール・ラリー覚え書き

昨年の大会で死者が出ていることから、今年は安全面の配慮に重点を置いている。最終ステージが観客の安全と環境面の問題から、31km→16kmに短縮された。また、マリ通過の際に選手がアルジェリアのゲリラに襲撃・誘拐される危険があると仏外務省から指摘があったため、モーリタニアのネマ〜マリのトンブクツーの間の2つのステージがキャンセルされた。
コース変更後の総走行距離は7,915km、SS区間合計4,309km。大会日程に変更はなし。総出場台数は517台(2輪233台、4輪クワドバギー14台、4輪185台、カミオン(トラック)85台)。
コース情報詳細 (日本語)
コース図 (英語・PDF)

篠塚は、優勝を狙う立場としては2006年を最後の参戦としている。今年は、イタリアテクノスポーツ社からラリーカーの研究開発を目的にダカールへの出場オファーを受けたのと、オフロードラリー用タイヤに参入するトーヨータイヤ(東洋ゴム工業株式会社)がテストドライバーとして篠塚にオファーしたことから、参戦を決めた。T1クラス(改造車)から、マシンは昨年と同じ日産パスファインダーでエントリー。タイヤは、トーヨータイヤがラリー用タイヤを持っていないので、市販のオフロード用タイヤ3種類を使い分ける。
公式サイトに記された篠塚選手の「メッセージ」から、参戦を決意した心境が汲み取れる。

右京は、使用済み天ぷら油をリサイクルしたバイオ燃料100%のディーゼル車で参戦。大阪産業大学、大阪トヨペット、レボインターナショナル、TeamUKYOの4組織を中心とした共同事業で、右京自身のコメントによると、そもそもは「ヒマラヤのベースキャンプでの語らいから始まった荒唐無稽な環境プロジェクト」だったそう。マシンはトヨタ・ランドクルーザーで、トヨタフランス枠からのエントリー。
実際、欧米ではバイオ燃料は実用化されていて、F1などのエコ論議もそれゆえなので、革新的ではあるが現実的な企画というのが私の印象。ただし、現在実用化されているバイオ燃料は100%のものではないので、100%にした場合にどの程度のパワーが出せるのか、F1の将来も考えると今回の彼らがどこまでやれるかが興味深い。
ただし現地テスト走行時にエンジントラブルが出るなど、車両の熟成は不足しているため「無理はできない状況」とのこと。

>日本語情報サイト
goo 自動車&バイク(Response提供): レグ毎のレポート、上位+日本人の総合順位をまとめて報道。便利。
三菱自動車 ダカール・ラリー情報: 三菱勢のレグ毎のレポート、インタビュー、写真、動画を配信。コース紹介やエントリーリストなども充実している。サポートスタッフレポートが面白い。
篠塚健次郎オフィシャル: レース中のニュース配信はないらしい。
片山右京パリダカ特設ページ: 参戦の目的やコース紹介、レース速報など。



1/4(木) 【更新情報】

現状維持と申し上げましたが、やっぱり少しずつ改革の手は入れていこうと思い直しました(舌の根も乾かぬうちから…)。
→と、いうことで、原点回帰第1段。2年ぶりに「ヒトリゴト」復活です。

もともとブログを使いはじめたのは、2004年に転職したら仕事が忙しくなって自宅でPCに触る時間が激減してしまったからでした。ブログなら仕事場からでも、携帯からでも更新ができる。同様に携帯からの閲覧もしやすく、検索機能もしっかりしていて、ご利用いただく側にも使いやすいのではないかと思ったのです。確かに、便利でした。
ただ、昨年また転職しまして、今度の職場は自宅と会社。会社からは処々の都合でほぼ更新作業は不可能な状況です(何度かこっそりやってますけど)。そして自宅PCから更新するなら、ブログなぞよりHTML打ち込むほうが、軽いし早いのです。
あと、在宅仕事でタグ校正頼まれることがたびたびあったのですが、ブログ慣れしすぎて自分がタグを度忘れしていたことにショックを受けたという事件(笑)もあり。
リハビリがてら、「ヒトリゴト」形式に戻すことにいたしました。
検索機能は、現在つけているグーグル検索は殆ど使いものにならないので、折を見て、CGIを勉強します。基本的にテクノロジーには弱い人間なので、時間がかかると思いますけど…。(簡単な検索CGI設置方法をご存知の方、いらっしゃいましたら教えてください!)

あ、旧ブログは、このページの下部のリンクから飛べます。近々、雑記ページからもリンクします。

予定
1/6 ダカール・ラリー スタート (サインツ、増岡、バタネン、ロイクス、篠塚、右京、その他日本人&常連組)
1/21 WRCモンテカルロ (三菱M2、ガルデマイスター)



1/2(火) 謹賀新年 【日常話@所信表明】

あけましておめでとうございます。

旧年中は更新ペースもいい加減な当サイト&ブログへお運びいただきまして、どうも有難うございました。
2007年は元旦から心機一転、きちんと運営できる体制をと思い、少しずつ準備を進めていたのですが、12月が思いのほか公私とも慌しく、用意が整わぬまま年越しとなってしまいました。体裁悪いことこのうえないですが、今暫く現状のまま継続ということになりそうです…。
(年越し自体、非常にズルズル感の漂うものでした。風邪を引いているので早めに寝たくて、お風呂入ったはよかったものの、あまりの長湯で出てきたら日付が変わっていたという。除夜の鐘すら聞きそびれました。煩悩打ち払えなかったよ;;)

「一般モータースポーツファンサイト」と銘打ちつつ、この4年半、実質的にはミヒャエル・シューマッハーファンサイト、でした。よってミヒャの引退発表後、サイトをどうするか、ずっと考えていました。思い切って閉じる、という選択肢もありました。でも、折角ここまで続けてきたものを、やめてしまうことには悔しさもありました。
最終的に、少しサイトを整理しつつ、続けることにしました。
少なくともデビとラルフとジェンスの行く手を見届けたい、という気持ちもありまして。

今年は、もう少しちゃんとレースを見るつもりです。あと、WRCを少し真面目に追いかけたいなと。
サイトの運営については、劇的に自由時間が増えるということはないので、やはり限られた範囲でのものとなりそうですが、無理なく中途半端にならずに続けられるよう、試行錯誤の最中です。もっとも、大幅に変えることはしません(変更そのものに時間がかかるので)。原点回帰的なものになるのではないかと思います。
ともかく、冬の間に骨組みだけは形作る所存です。

皆様におかれましては、今暫くお付き合いくださいますと、幸いです。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。



1/1(月)

心機一転、原点回帰。


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