ヒトリゴト。
Let's talk about What you love.
6/14(月)--------------------------------------------------------------------------------
■ル・マン付け足し
日本人ドライバーの総合優勝は、1995年の関谷正徳(マクラーレン)に次いで2回目。日本国籍チームの総合優勝は、1991年のマツダに次いで、やはり2回目。しかし、日本国籍チームが日本人ドライバーを擁して総合優勝を果たしたのは、今回が史上初である。もっとも、今回マシンはアウディだから、正確には純国産チームというわけではないけれども。
今日の夕刊に、来年は参戦しないという郷監督の方針が載っていた。1997年にマクラーレンと組んでの初挑戦から足掛け8年の末の快挙、R8では3度目の挑戦で掴んだ栄光。「マシンを作るのにはメーカーの関与が欠かせないが、走らせるのはスペシャリストの仕事」と言い切り、プライベーターとして遂に世界を制した。ここで幕を下ろすのは勿体ないような気もしつつ、その潔さはまた恰好よくもある。
■カナダGP
やりやがりましたね。宣言していたとおり、本当にちらとも見てないので感想らしき感想を述べる立場にもないのですが、敢えて何かを言えと言われれば、やりやがったな、くらいしか思いつきません。後は、こういうひとだから好きなんだよ、とか。
そして、運の悪いひとはとことん悪い、という印象。
6/13(日)--------------------------------------------------------------------------------
■サルテ・サーキットに君が代響く!
ル・マンで"Team Goh"(荒聖治、トム・クリステンセン、リナルド・カペッロ:
Audi R8)が見事優勝。アウディR8は1-2-3位を独占した。スタート後16時間目にリア・サスのトラブルにみまわれるまでトップに君臨しつづけた"Audi
Sport UK"(ジョニー・ハーバート、ジェイミー・デイヴィス、ガイ・スミス)は、終盤のハーバートの猛追も30秒ほど及ばず。クリステンセンはこの勝利で、ル・マンの優勝回数をかのジャッキー・イクスに並ぶ6勝に伸ばすと同時に、史上初の「5年連続優勝」という偉業も達成した。チーム・ゴウのアンカーは荒選手で、実況が関谷さんのことにも言及(日本人の優勝は二人目です)。英語の音声ライブから聞こえてくる君が代には、なんとも不思議な感慨を覚えた。
GTSクラスでは我らがコリンちゃんが初挑戦にて3位(総合9位)という実に嬉しい結果vv
ちなみに他の日本人はというと、GTクラスで黒澤治樹、西沢和之、織戸学のチョロQポルシェがクラス2位(総合12位)を獲得したほか、金石勝智、ヤン・ラマース、クリス・ダイソン(Dome
Judd)で総合7位に入っている。Mr.ル・マンこと寺田陽次郎氏は今年も健在、総合27位、LMP2クラス2位で完走した。
最後の数時間はほんとうにもう息詰まる攻防があり、臨場感溢れる実況と裏に流れるエギゾーストが嫌でも緊張感を高めてくれて、とても楽しかった。映像が見られなかったのはやはり残念だったけれど。
レースレポートは、Clash.Netでも見られるし、Autosport.comのはレポート・順位表それぞれが一時間毎にまとめられていて読みやすい。(Autosport.comは昨夜の内に一年購読を申し込んだ。でもル・マンの記事は購読者でなくても読めるのではないかと期待しつつお勧めしてみる。)
■カナダGP予選
見てません(爆)
でも、弟くんもジェンスも頑張ったようで嬉しいです、素直に。とくに弟くんは予選一発で終わらないようにね!…と、モントリオールの方角に念を飛ばしつつ、体調も優れないので今夜は寝ます。おやすみなさい…。
6/12(土)--------------------------------------------------------------------------------
今週いちばん嬉しかったことは、アンドレがFNで初優勝したことでした。
今週末いちばん楽しみなのは、実はカナダGPではなくて、ル・マン24時間とEURO2004だったりします。
■ル・マンの観戦法 withoutスカパー
>公式サイト (ライブタイミング:
仏語・英語)
>Radio Le Man (音声ライブ、Autosportの協賛によるもの:
英語)
ラジオ・ル・マンは、上記サイトの画面左上のマイク画像からライブ(Winメディアプレーヤー)にジャンプ。
※公式サイトが回線過集中で繋がらない場合は、こちら(Eurosport.co.uk)でもタイミングモニタが見られます。
■またしても有料化!
ついにAutosport.comも全面有料化の模様。フルアクセスだと一年で30ポンドほど。
6/8(火)--------------------------------------------------------------------------------
■F1Racing
随分まえになるが、日本版を確認してみた。
以前三栄書房が発行していたときと違い、オリジナル(英国)版とまったく同じ構成。表紙も記事も同一だった(広告はどうだったか。ついうっかり未確認)。発行・編集人欄をチェックしてみたが、こちらも英国版の面子のまま。発売日も、かつては一ヶ月遅れだったものが、本国とほぼ同時発売(10日ほどのズレはあるが翻訳の手間を考えれば致し方あるまい)となった。
ようするに、英国で英国人が目にしているのと同じ内容を、日本でもさほど間をおかずに、しかも日本語で読めるようになった、というわけだ。
私がこの雑誌に出会ったのは1996年の春で、2000円近く払っては洋書コーナーで入手していたものだ。そのときからずーっとファンで、事あるごとに布教して回っていた身からすれば、こうして誰でも気軽に読んでもらえるようになったことはとても喜ばしい。今度こそ、長続きして欲しいなと思う。
と同時に、少し心配なこともある。"F1Racing"は、確かに世界各国で発売され読まれ高い評価を得ている類稀な雑誌ではあるけれども、その執筆陣は殆どが英国人ジャーナリストであり、英国の文化・思考回路に精通した書き手が基本的に英国人を読者に想定して書いたものであることを、読者の側は意識しておかなければならない(でないと理解できない内容がままある)のだが、一般の読者にそこまで要求するのは酷だ。かといって、翻訳にその溝の橋渡しをどれだけ期待していいものか。日本の社会は欧米文化(或いはキリスト教文化)と一線を画しているから、余計に不安は残る。
私自身は、英国版の購入契約がまだあと丸一年以上残っていることもあり、これまでどおり英国版を読みつづける所存。日本語版は、余裕があったら立ち読みすることになるだろう。
6/6(日)--------------------------------------------------------------------------------
何とかニュルの雑記。くだくだしいことを書いては消し書いては消し、結局口やかましいです。ご意見はメールにて承りましょ。
なんだか生まれて初めてここまで余裕のない日々です。ようやっと一人前の社会人ってことかしら。(むしろ無能ってことなんじゃあないのか)
6/2(水)--------------------------------------------------------------------------------
さっきふとTVつけたら片山夫妻が喋っていて吃驚しました。NHKの「今夜は恋人気分〜とっておき夫婦物語」という番組だった模様。…知ってたら最初から見たのに。
さて、雑記を更新する気満々で帰宅したはいいが、肝心の資料を職場に忘れてきたらしい事実が発覚。筋金入って馬鹿ですよこのひと。えぇと明日にでも(本当か?)←嘘でした;;
今回、ヨーロッパGPはライブタイミングのみで観戦しましたが、その理由が「琢磨フロントロゥ」であるあたり、つくづく自分は非国民だと感心します。いや琢磨自身がどうこうっていうんじゃなくて、押しつけがましい放送が嫌なだけなんだけど。
…というようなことを考えていたら、面白い話を聞きこみました。どうやら某日英あいのこチームの現地スタッフの間からは、日本のマスコミがやたら「邪魔だ」という苦情が、国内スタッフに頻繁に届けられているみたいです(苦笑)。遠慮会釈もなく、ドライバーには余計なプレッシャーばかり与えている、という受取り方のようで。ドライバーがまた律儀に応対するものだから、厄介なようです。
でもまぁそういう環境の中で自己を確立していくのが、F1なんでしょうね。(だからって偏った報道を容認するわけはありませんが)
ルカ社長のFIAT代表就任の件ですが、Autosport.comでは、トッドがフェラーリF1トップの座に昇格し、ロスがトッドの仕事を引き受けるのではないか、テクニカルディレクターはロスが継続するか、後進に譲るか不明、と書かれていますが、Atlas=ロイターの報道によれば、"I
am chairman of Fiat but I will stay at Ferrari. Ferrari is my life,"だそうです。
FIATはだいぶ厳しい格付けをされてしまって、傘下のF1チームはあんなに順風満帆なのに、まさか開発予算やら誰かさんの給料やらが嵩んでるんじゃないだろうな、とあまりありえない想像などしてみたり。(何故ありえないかというと、だって別にチームが破産してるわけじゃないでしょう)
本日は本当にメモのみで。
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