ヒトリゴト。
Let's Talk about What you like.
4/29(火)--------------------------------------------------------------------------------
■ポッサム
昨夜は焦っていたのでこういうふうに↓書いていますが、現時点ではまだ、ポッサムは頑張っているそうです。ただ、いつまで続くかは判らず、つまり奇跡でもおきないかぎり、自然衰弱というかたちで眠りにつくことになります。
オフィシャルサイトは今日の午後には復旧しており、書きこまれるメッセージは彼を励ますものと、感謝の言葉と、二通りあります。
希望を、捨ててはいけないのかもしれない。熱心な励ましの言葉を読んでいて、そんなふうにも思いました。そして最後まで、きちんと目をそらさずに。
Kia Kaha, Possum! ('Kia Kaha'はマオリ語で、「頑張れ」とか「負けるな」の意。)
4/28(月)--------------------------------------------------------------------------------
■駄目でした。
オフィシャルサイトに接続できなくなったのでもしやと思ったら、案の定。ポッサムの頭部の怪我は自己回復を期待できるものでは到底なく、家族が生命維持装置の切断を決めたとのこと。
実は、ずいぶん前から難しいだろうと感じていた。それはただの勘だったけれど、毎日暇を見つけては彼のサイトを訪ね、まだ大丈夫、と胸を撫で下ろしていた。駄目だ、と思いたくはなかった。思ってしまったら、そのとおりになってしまう気がしていた。解っていて、足掻いた。
ほんとうは、どんな状態でも生きていて欲しいと思う。それでも、家族の決断は理解できる。
数年前、緩慢な死を待つしかない状態になった祖父は、顔を合わす度もう終わらせてくれと呟いていた。一週間前、祖母が死の淵にあったとき、いざとなったら生命維持装置をつけるかと医師に問われ、家族全員一致でその場で断った。誰だって、見たくはないのだ。家族が苦しむ姿など。
ただ、どうしても、やりきれなさは残る。どうして、と疑問符が。
どうして、春には、悲しい思い出ばかり増えていくのだろう。
【更新箇所】
26日深夜に、サンマリノGPの雑記をアップしています。今回は正真正銘、感想のみ。ついでに、下記(17日付)の限定コンテンツもこっそり復活。(サンマリノの雑記からのみリンク)
4/25(金)--------------------------------------------------------------------------------
■…あれぇ?
サンマリノの決勝を兄弟が走ったことについて外野がいろいろ騒がしいようですが、いちいちご苦労様、と他人事のように見ています。いや勿論それでご当人方が煩わされるのは、彼らの幸せを願う立場からすれば鬱陶しい以外の何ものでもないですが。とりあえず笑わせてもらったのは、JPMのふたりへの評価、とされるものが、まったく正反対な内容で相次いで流れたことでしょうか。どっちだって別にかまわないので(私の彼らへの評価が影響うけるわけもなし)、笑いの種にしようと家に帰って記事を検索して…あれ?? F1-Liveに流れた『JPM、兄弟を非難』の記事が、忽然と姿消してました。噂って、あてにならないなぁ…。(ま、ソースがサンだったし。そのサンでは、今日は『シューマッハー兄弟の祖母がふたりを非難』という記事が流れてます。どうだってええやんかそんなの。)
■「今日、勝つで。」
NHK教育TV 『トップランナー・さらば 加藤大治郎』を見た。
TRでは、大治郎をとりあげる予定で、収録は4月13日と決まっていた。それがこのような事態になってしまい、急遽シーズン前のインタビューや過去の映像を集めて追悼番組をつくったのだろう。出来は、あまりよくなかった。
それでも、そこに生きて笑ってレースへの想いを語る大ちゃんがいて、それだけで充分だった。
上記の科白は、鈴鹿の予選前の発言。階段を駆け下りながら、あたりまえのように平然と、そう言った。シケインの改修が、どうにもリズムが掴めないとぼやいていた。控え室で、2歳の長男をなだめていた。そしてレース前、澄んだ眸で前を見つめていた。
確かに彼はそこにいて、生きていた。輝いていた。
そんな彼に敬意を表し、喪ったものをではなく、得たものを 彼に貰ったものを、大切にしていこうと思う。
4/23(水)--------------------------------------------------------------------------------
サンマリノについて考えをまとめている最中です。GP前に言っていたことも含め、何らかの形でケリはつけます。
■笑い事じゃないのかもしれないけれど
シリアスな話が続いたので、久しぶりに思い切り笑いました。マンちゃん、若者相手に取っ組み合いの喧嘩(爆)
ITVとF1-Liveの記事を総合すると、相手は10代後半〜20代前半の8人で、近くの浜辺にいたらしいが、満潮に行く手を遮られ適当に近道をして、マンセルの家の庭を突っ切ろうとしたもよう。ITVには地元警察の話として「家主から先に手を出した」とありますが…庭先に侵入されて8人相手に喧嘩ふっかける49歳ってどうなのよ…。
■TAG Heuerのデータについて
今期マレーシア以降、GPの総合データがタグホイヤーHPで提供されなくなった。リストリクションがかかったのだろうと思いつつ、有料でもなんでも他に提供してくれそうなところを探していたが、知人からとんでもない話を聞いた。
このオフィシャルデータ、そもそもタグホイヤーがサーキットで関係者に配布しているもの(オリジナルは紙)。と同時に、これまでチームには『タグホイヤー専用データベース』へのアクセス権があり、電子データも得ることができたという。彼らはそれをコンピューターに落とし、戦術・戦略シミュレーションに利用していたそうだ。
ところが、マレーシアGP以降、電子データ一切へのアクセスが不可能になったらしい。また、昨年まではFOCAと契約するとこれらテレメトリー情報の載ったレース中継映像が見られたらしいが、それも今はパドックでのみ可能。仕方なく、紙や画面をスキャンして数字を拾ってシミュレーターに入れているのだという。
これらのシミュレーションに使うソフトや機材は、短時間で高度な効果をあげる必要から、とても高価で、開発経費も相当かかる。その代わり、使えば様々な戦略が用意に組めて、しかも他チームの戦略のシミュレーションも楽にできる。というわけでここでも開発競争が存在し、それがコストダウンを目指すFIAの気に障ったんじゃないか、というのが知人の推測だった。
「ま、結局は何らかの形でシミュレーションはするわけだから、イタチゴッコだとは思うけどな」
現場で手に入らないものを、ファンの立場で入手できるはずもなし。
「おおまかな戦略は、金曜・土曜のタイムをよく読めば判るから、あとはTVの計測を頑張って拾うんだな」というのが、知人のあまり有難くもないアドバイスだった。(言わせてもらえば、一般のファンはそれほどGP観戦に手間隙かけてられませんて。)
4/22(火)--------------------------------------------------------------------------------
■つけ足し(ポッサム・ボーンの状態について)
このニュースをこのサイトで載っけて需要があるのかは判りませんが、詳しい状況が判りましたのでここに。
ポッサム・ボーン(ニュージーランド人ラリードライバー)は18日金曜午後、ニュージーランド・クイーンズタウンの路上にて、競技主催者の指示により移動中、正面衝突事故に遭った。ポッサムの車は交通法規と主催者の指示に従っており、視界の悪さが事故の原因という声もでている。怪我は両足と頭部で、当初はかなり深刻だったものの、今日の時点では「油断はできないものの安定」という状態。両足の骨折部分の手術は成功し、現在は頭部治療のため、投薬による昏睡状態が続いている。
本人および家族、チームへのメッセージは、こちらから。
(以上、Possum Bourn
Motorsportより。最新情報はここで入手できます)
4/22(火)--------------------------------------------------------------------------------
■サンマリノGPのメモ
地上波の番組名がセナに絡めてあったのがどうも気に入らず、BBCインターネットラジオにて観戦。英語に慣れるまでやや悪戦苦闘(リスニング能力はだいぶ落ちましたね…)するも、序盤から非常に迫力ある中継を楽しめた。
最初、ラルフには、このまま行ってもらってもいいと思っていた。と同時に、ミヒャはここで勝たなきゃどこで勝つよ、と悲痛な思いもあった。レース前に情報集めはあまりしないので、お母さまについては、ふたりが予選後ケルンに帰ったという話だけを知っている状態だった。おそらく危篤の報が入ったのだろう、と思ったのは、亡くなったことを知った後(ラジオ中継半ばくらいでした)。申し訳ないが大治郎の一件とポッサムの事故に動転していて、細かいところまで気が回らなかった。地上波観戦後、ミヒャの表情や態度を見て、ど…っと感情が押し寄せた。まったく、とんだイースターの週末だ。
BBCで聞いた情報の断片を抱えて地上波を見、ふと目を引いたのは、ミシュラン勢のタイヤの磨耗の激しさ。右フロントの溝の消え方が、BS勢の比ではない。プレカンでキミは「大した事ない」と主張していたが…ラルフのセクタータイムを確認できれば、タイムの落ちがタイヤの所為かどうか確認できると思うのだけれど。あるいは後半のミシュラン勢の不調は、路面温度の低下によるのかもしれぬ。(BBCによれば3℃下がったらしい)
レース後、デビの背後1ポイントのところまで王様が迫ってきていることに気づいて、ぎゃーと悲鳴をあげた。夢見られたのは一戦だけか…?
復活安心宣言は、次を見てからにします。今回はあっちもこっちもちょっと‘extraordinary’すぎて、自分の判断力に自信が持てませんので。
■どうもありがとう & よろしくおねがいします。
エリザベートお母さん。
ミヒャとラルフィをこの世に産んでくださって、本当にありがとうございました。
おかげで私の人生、とても豊かになりました。
大ちゃん。
たくさんの楽しい思い出をありがとう。
海外で寂しかった時期に、思いきってドニントンへWGPを見に行ったのが、唯一の生観戦になってしまったけれど、あのとき、わざわざ日本から貴方を観に来たという日本人の夫婦と知り合い、久し振りに日本語を喋れて嬉しかったのを、昨日のことのように思い出します。これもまた、あなたがいてこその他生の縁。
ほんとうにおつかれさまでした。(天国でもきっとレースしててね?)
ポッサム。
…早くよくなってくれぃ。(昏睡状態って文字が目に飛びこんできたときは心臓が止まるかと。とりあえず命だけは。)
4/17(木)--------------------------------------------------------------------------------
■えこひいき。
‘Barrichello
aiming for victory’という見出しを目にするや一言、「あげないよ。」(爆)
なんだかまた雨になるかもしれないみたいですね。今度こそ。
■イモラに寄せて。
いろいろと書いては消し。出来としてはいまいち不満は残るのですがとりあえずサンマリノGP予選地上波放映前までの限定コンテンツ。
94年は、私のトラウマです。でも、それがなければ、今の私はいなかった。
4/13(日)--------------------------------------------------------------------------------
■何もここまでしなくても…。
過去の恥をバラされるほど、人間、いたたまれないことってないと思いません…?しかもそれが身内の暴露であるなら尚更。微笑ましい話ではあるんですけど確かに。(笑)
そういえば、この前イタリア人ドライバーが勝ったのっていつだったかしらと、記憶の抽斗をひっくりかえしたのですが、これがどうしても見つけられない。おんやぁ、と記録を調べて、納得しました。92年のパトレーゼ。知らないはずだ。(パトさんは知ってますけど、93年からなんですよ見てたの)
普段フェラーリが鳴らしまくっているから、そんなに間が開いているとは思わなかった。俄然、ポディウムでお祝いできなかったのが残念になりました。ああいう場所で国歌を聞くって、やっぱり得難い経験だと思うので。
■WRCとかIRLとかCARTとか。
いろいろ忙しい週末でしたが、WRCは初日早々にコリンちゃんがコケた時点で追う気をなくし、IRLは放映見ようと思っていたのに桜花賞見たりJリーグ見たり選挙に行ったりしていてすっかり忘れ、CARTは今週ロングビーチで開催されていたことを知りませんでした(爆)
要するに、あちこち浮気していられるのは、本命に手がかからない状況であればこそ、だったんだなと実感。(ここまでミヒャに振りまわされてる自分といのも、ちょっと嫌というか悔しいというか…)
ちなみに、WRCはマーカスがリチャードを突き放して今期初勝利、プジョーは1-2です。ガルちゃんが頑張って5位なのは嬉しくてたまらないものの、コリン…。ぐすぐすしてるからローブに追いつかれちゃったじゃないよ…。(泣)
IRLは友人が行っていたそうで、先ほど楽しい話をいろいろと聞きました。かなり荒れたみたいですね。カナーンが腕を骨折したとか。もてぎは一度行ってみたいサーキットです。
CARTは今頃走ってるのかな?朝には結果でてると思いますが。
【更新箇所】
ブラジルGPの結果変更により、トップの表紙の言葉も変更。(いちおう右上はGP優勝者の言葉にしてます)
4/11(金)--------------------------------------------------------------------------------
■フィジコ逆転勝利!
ついに運がめぐってきたということか。だったらいいな。
誰に聞いても、彼の腕は保証済だ。辛口批評の知人でさえ、フィジコの評価は高い(彼が、純粋なドライビング技能の点でミヒャ以外のドライバーを誉めるのはあまり聞いたことがない)。
ともかく、まずはおめでとう。すっきりしないレースだったが、トリが君の初優勝なら、それに優る結末はない。
■発見。
F速を久々に購入した。主に世代交代ネタが目当てだが(たびたび私はこういう自虐的な真似をします)、ミヒャエルのインタビューを読んであれっ?となった。
どこかで読んだ気がする。答えだけではなく、質疑応答そっくりそのまま、知っている。ちいさく書かれた文責の名前は、アダム・クーパーで、待てよ、と思いながら読み進み、ロン・デニスのインタビュー記事でまたストップした。やっぱり、読んだことがある。こっちも筆者はクーパー。この時点で確信した。念のため調べてみると、やっぱり両方ともAutosport.comに掲載された記事だった。前者がこちら、後者がこちら。
ところで、目的の世代交代記事だが、読んでひとこと、「あっそう。」(笑)
つくづく自分は、外野の声に無感動になった。昔はいちいち反応していたけれど、そのうち疲れて止めた。
終焉が近いことなど、言われなくとも判っている。34歳で迎えるイモラに先立って3戦連続不調、という符丁に、何も考えないわけでもない。それでも、私は「それがどうした」と言おう。
ミヒャはセナではないし、今とあの時とは状況が違う。セナはずっとライバルに恵まれていた。ミヒャエルはその逆だ。だから、今年『崩れる』べき絶対の理由はない。
無駄な足掻きと、笑わば笑え。終わらないものなんぞこの世にゃないのだ、最後までしがみつくのは恥ずかしくもなければみっともなくもない。
私は、幕がおりきるその瞬間までは、めいっぱい現状を楽しむと心に決めています。(そしていざ幕がおりたなら、盛大な拍手を贈ろう)
4/10(木)--------------------------------------------------------------------------------
■加藤大治郎 続報
BBCのメーリングニュースに、『依然意識不明なものの、症状は安定しており、危険な状態は脱した』との報が、大治郎の父親のコメント付きで載っていた。よくよく見たら、トーチュウがソース。…日本がソースのニュースをわざわざ英語で読むというのも、どこか不毛な気がするが…(黙)
ともあれ、よかった。今後はトーチュウを欠かさずチェックするようにしよう。(バイクのページが大ちゃん特集状態)
■毒皿弐号(=ジェームズ)
書店で雑誌を手に取り、F1を素通りしてまず探したのが、先週末のFISCOの結果。自分のPCがまともに稼動していないため、これまで成績を知らずにいた。読んで、脱力。あいかーらずだねぇ君も…。(2連勝しました。無理してでも行きゃよかったな)
ただし、だからといって安心はできない。昨年の英国F3も出足は素晴らしかったのだ。夏にF1テストでクラッシュして、以降がたがたっと崩れた。彼の気質が私の知っている頃とあまり変わっていないとすれば(インタビュー読む限りではその傾向強し)、この先なにが起こるかは知れない。何事がおきてもあっけらかんと笑っていられるのは、しょぼーんとするよりは見込みはあるかもしれぬが、反面シリアスに問題の根源を探さないということでもある。
日本のメディアは、彼を『ジャガーF1のテストドライバーという輝かしい経歴をひっさげて』と紹介したけれど、とんでもない。彼はジャガーを「解雇」されたのだ。本来、こんなカテゴリーで走っているはずではなかった。彼の性格を考えたとき、クラッシュの後遺症という好意的な見方を、いまいち私はできずにいる。
…などと貶しまくるのは、ひとえに愛があるからなんですが(笑)
【更新箇所】
ブラジルGPの雑記。私はさほど心配してはおりませぬ。根拠はないけどね。
英国系ジャーナリストたちのミヒャエル評もなかなか興味深かったのだが、それはまた後日。
4/9(水)--------------------------------------------------------------------------------
■大失敗。
…ブラジルGPの雑記を昼休みに書いていて、そのまま職場に置いてきてしまった。書き直しも考えたけれど、脳みそがいまいち活動していないので断念。明日アップします。
(なんか順位に変動あるかもしれないみたいですが、どうなるのかな。アロンソも最後事故った原因は本人の黄旗無視、という話も出てきているようだし…)
■加藤大治郎
WGP開幕戦で2周目にシケイン手前でクラッシュし、頭部・胸部および首を強打。事故直後は心停止状態で、「サーキットのメディカルスタッフの素早い処置により一命をとりとめた。病院に運ばれた時、心臓は動いていたが、意識不明で危険な状態」だった。火曜日の時点で、「依然、状態に変化なし」(以上BBCオンライン)
スポーツ報知によれば、予断を許さない状況ながら「血圧や脈拍は安定している」とのこと。事故原因については「当時の状況がテレビカメラに映っていなかったこともあり、まだ分かっておらず、調査は引き続き継続中。加藤選手の所属するホンダは『マシンのデータ解析結果は異常はなかった。マシントラブルの有無などはまだ分からない』と説明している」と報じている。
何がショックだったって、この件に自分が丸一日ものあいだ気づかなかったことだ。いくらパソコンのトラブルやブラジルGPの結果で気が動転していたとはいえ、仮にも『好きなライダー』に数えている相手の重大事に、これっぽっちも気づけなかった。ああもう自分が情けない。完全ファン失格。
ごめんね、大ちゃん。早くよくなるよう、祈っているよ。
■こちらもクラッシュ
ダリオ・フランキッティが故郷スコットランドでバイク事故を起こし、下部脊椎を骨折、今週末日本で行われるIRL第3戦を欠場することになった。原因は「メカニカルトラブルでブレーキが効かず、生垣に突っこんだ」(本人談)そうな。もっともこちらは大したことはないようで、次戦(5/25)には復帰できるらしい。
4/7(月)--------------------------------------------------------------------------------
■ブラジルGP メモ
デビ、どうしてあなたってこう、不運というか間が悪いというか。やれやれ。(そりゃあのタイミングでレース打ち切りを予測しろとは私も言わないけどもさ…)
ミヒャを差し置いて勝って欲しくはない、と、勝手な祈りを捧げたら、あらま。ごめんなさいねルビーニョ。(でも次があったらまたやるだろうなぁ←笑)
GAにはどんな問題があるのやら。『万全を期して』という言葉を鵜呑みにするほど、素直にできてはいない私の性格。はやく安心させて頂戴よ。
なにはともあれ、無事でよかった。しかしアレでも『F1』なのかしら。イベントフルではあったし、面白いオーバーテイクも意地の張り合いも見られたけれど、それでもどこかしら消化不良。『F1レース』よ、かえっておいで。
■繰り言禁止令発動 to自分。
愚痴をこぼしたところで詮無いことだ。ただ、信じて待とう。
いつだって、あの王様の往生際は、とてつもなく悪いのだから。
4/4(金)--------------------------------------------------------------------------------
■ブラジルGP 直前の「ぎゃあ!」
知人が電話でしきりに「参った」を繰りかえすので何かと思ったら、「BSのタイヤ輸送機が北米で足止めくらっちゃって、ブラジルまで届いてないんだよ」という。
中東の情勢を見越してBSは今回ふたつのルートからタイヤを搬送している。そのうち、英国ラングレーから直接送った分は問題なく届いたそうだ。ひっかかったのは、日本から北米経由で搬送したもの。3月29日のF1-Liveに掲載されたプレスリリースを信じるなら、前者は「バックアップ用の500本」で、後者は「インテルラゴス仕様の最新スペック1000本」ということになる。知人はこれに加え、「英国から送られたのはハードタイヤのみだったから、ソフトタイヤが現地にない」という恐ろしい報告もくれた。
タイヤの最終的な選択決定はもちろん土曜日でいいのだが、「フリー走行で走りこんでみなきゃ、どのタイヤが路面に合うかは判らない。試し履きもしてないタイヤを本戦で使うなんてもってのほか。下手すりゃ異常磨耗でレースにならない」
F1のタイヤは、一般の輸送機に他の荷物と相乗りで搬送するため、BSに落ち度がなくてもこのような事態は起こり得るそうな。それにしても、走る前からトラブルとは。
(どうしてくれる〜っ!?...というのが正直な心境。知人なんか「ミシュランの陰謀」とまで言ってたぞ...;;)
4/3(木)--------------------------------------------------------------------------------
■可能性の話
昨日の『オーストラリアGPの追記』でミヒャのピットストップのタイミングについて疑問符を投じているが、答えらしきものが実はひとつある。単純に、タンクが空っぽだった場合がそれ。ガス欠したら元も子もないから、目先の勝負など放り出した、ということだ。
ただ、そうすると、はやりフェラーリは最初から2ストップできていて、予定外に早いタイヤ交換のため3ストップに切り替えた、ということになってしまうのだが。はてさて。
■アイルトン・セナという存在
昨夜のフジの特番を見た。
彼がいなければ、私はこれほどまでにF1に嵌っていなかった。右も左もわからずに、ただミヒャエルの笑顔だけを楽しみにレースを見ていた頃、セナの凄さが、私にはわからなかった。わかろうともしなかった。私にとってセナとは、ミヒャエルが倒すべき敵であり超えるべき壁でしかなかった。そしてそれは、突然、消えた。
逃げられた、と感じた。悔しくて、泣きながら眠った。レースで人が死ぬなんて、理不尽だと思った。そんな理不尽な世界を、もっともっと知りたいと思った。
もし私が93年の夏からではなく、もっと前にセナの走りを見ていたら、私は彼を好きになっていたかもしれない。そんなふうに思うのは、たとえば今のミヒャエルのレースを見て、私が彼のファンになるとは思えないからだ。
何もかもを射るような、自信に満ちた小生意気なまなざしで、がむしゃらに頂点をめざした時代が、セナにもあった。
番組の構成はあまり気にいらなかったが、収穫はあった。ミヒャエルの、かつての笑顔。魔の5月1日を境に消えた、私の愛した笑顔が、画面のなかにいた。嬉しかった。
4/2(水)--------------------------------------------------------------------------------
■足掻いてみました。
オーストラリアGPのミヒャエルの3回目のピットストップについて。いろいろデータをひっくり返してみたが、やはり釈然としない。仕方がないので釈然としないままに、考えたことを記してみた。
数字と睨めっこしてみたら、けっこう痛い結果になってしまった。…まぁ、いいか。過ぎたことだ。
【更新箇所】
オーストラリアGPの雑記・追記。本編からのリンクはまだ張っていません(単なる時間切れ)
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