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ヒトリゴト。
Let's talk about
What you love.
7/31(日)
■ハンガロ予選
…兄さんがあんまり喜んでるように見えなかったので、放映後ひさびさにプレカン全読+各種コメントチェックをしてみた。……やっぱりコメントやリリースを読んで受ける印象と表情にズレがある、ような気がする…。
ハンガロはもともとフェラーリ・ファンの多い土地柄でもあるし。パフォーマンス、という見方も持っておいたほうがいい(つまりレースに期待は禁物)、のかな、とか。
………だーかーら、暇がないとこういう部分に頭を使うのが嫌なのですよー。予選を昔のようにすっからかんでやってくれれば、積載量だとか戦術だとかに必要以上に思考を奪われないで済む。うん、「必要以上」なんだと思います、その部分は。最初のうちこそ面白がって計算とかやらかしてみましたけれども、毎回毎年は続かないよ、そんなの。趣味ってのはそんなものだ。
たとえば、そういうシミュレートの部分を、メディアが肩代わってくれて、レース前にきちんと説明してくれれば、もっと気楽に見られるのかもしれないけれども。
ともかく、「フェラーリ復活の烽火」にはまだ懐疑的です。…復活しようがしまいがどっちだっていい、というのもあったりしますが(笑)
ミヒャエルに、記録だとか栄誉だとかは望んじゃいないので。
私が彼に求めたもののうち、現実に叶うものは一つを除いてすべて叶ってますから、後は残りの一つ、「本人が納得して満足して幸せに引退してくれること」だけを祈っています。…実際にその日が来たとき、笑って見送れるのか、寂しくて泣くのかは、判りませんが。
数戦前から、ちょっと真面目に、できるだけ「映像」を見ようと心掛けています。もちろん、レースはどうしても見れないのですが(途中まで見たら気になって眠れないから、その前にライブタイミングで観戦してしまう)、英国GP予選を見ていて、ふと気付いたことがありまして。
やっぱりね、レースの醍醐味は、実際にマシンが走る姿と、エグゾーストノートなんですよね。
ライブタイミングは確かにレースの全体像が見えるし、地上波じゃ取上げてもらえないご贔屓筋の消息もつまびらかに判る。でも、もしかしたら、私がここのところ「F1が詰らない」と思っていた原因の一端は、ライブタイミングでしか観戦していないことにあるのじゃあないか。
それと、自分の楽しみ方が変わってきたという点も大きい。今の私は、かつてのようなF1観戦――つまり誰か特定のドライバー(ミヒャエルに限らず、そのレースで勝って欲しい人――が居て、その人を応援しながらレースを見ていた。最近はどちらかというと、その場で何が起こるかを「確認」するような観方をしている。予選を見て、「今回は誰それがやってくれそうだな」と思い、その人に注目しつつレース展開を追う。……ちょっと、私の「サッカーの観方」に近いかもしれない、と思いました。
私は小学校でサッカー部に籍を置いていた頃から、もう15年以上サッカー・ファンをやってますが、そうすると大好きな選手がどんどん引退していくわけです。一度どうしようもなく好きになる「チーム」というのがあって、そのチーム名は残るけれども、そのときのメンバーはじきに変わってしまう。そうなったときに、「今の選手なんて殆ど知らないけど、チームに愛着があるから応援する」という観戦方法が生まれる。ルールは判ってるから、見ていれば自分好みのプレーも見つかるし、それなりに応援したい対象もできてくる。でもそれはやっぱり、自分の中で「No.1」にはなりようがない。じゃあ、試合を楽しめていないかというとそんなことはなくて、サッカーというスポーツそのものが面白いから、よい試合であれば選手を一人も知らなくても楽しいし、悪い試合はご贔屓チームであっても詰らない。
私の中で、F1に、そういう時期が来ているのかもしれません。それで、少し、気が楽になったといいますか。
まァ、今更モータースポーツと縁が切れるとは思っていませんけど(笑)
今日は北朝鮮戦とハンガロのライブタイミングが重なってるような嫌な予感がしています。どうなんだろう、大丈夫なのかな?ちょっとドキドキしつつ。
それにしても最近、ちゃんと文章書いてないから下手になったなあ…。(考え考え書いて↑ってのはどうよ;;)
7/25(月)
あと2、3日もすれば一息つくことが許されそうです>仕事
5月に素晴らしいほどの残業祭りをやらかしました所為で、今回の編集工程では「無理はしないで早く帰りなさいね(笑顔)」という遠まわしな言い方で残業禁止を言い渡されておりまして。
そんなこと言ったって、印刷も発行日も期日は期日で後ろにずらせやしないし、読まなきゃならん原稿の量も変わらないし。
仕方なく、持ち帰りを敢行する原稿の本数が、通常の3割増しくらいでした。
もちろん平日にわざわざお持ち帰りをしてあげるなんて慈善精神は1ミリくらいしか持ち合わせてないので、2週続けて週末返上。
暑さに悲鳴をあげるノートパソコン君(明らかにキーの反応速度が遅くなる…)を叱咤激励しつつ(時折八つ当りつつ)、各種専門用語を検索しまくってました。
……ドイツGPもサッカーも、当然そんなことをやらかしながらの片手間観戦。
サッカーはね、まだ映像も音声もあるぶんマシでしたけどね、ドイツGP決勝なんて酷いもんでしたよ。ただでさえ反応速度が遅くなってるPCを更に酷使するライブタイミング観戦。おまけにそのとき取っ組み合ってたのが苦手な金融記事。
ときどきタイミングモニタは固まるし。
それ以上の確率で(記事内容が理解できずに)私の脳みそが固まるし。
なので、折角たのしそうなレースだったのに、半分くらいしか面白くなかったです…(泣)
7/23(土)
■ファンのスタンス
ジェンスの来期について、取り沙汰されているようですが、ウィリアムズの動向によってジェンスの契約に含まれた項目の拘束力が薄れ、残留・ウィリアムズ以外への移籍も可能になったという報道(ソースはBBC。最近BBCとインディペンデントしか見てない…)については、そもそも「契約の拘束力」というのを私はあんまり信じていないので(笑)、ふうん、と思っただけでした。
そりゃ、ウィリアムズに行ってくれたほうが心置きなく応援はできますが。(苦笑)
でも結局は、ファンとしてはどっちでもいいんですよ、勝てるなら。(断言)
ただ、「勝つ」ということを考えるなら、勝利の味を知っているチームの方が「勝ちやすい」とも思うのですよね。「ベネトンを勝たせた」ミヒャでさえ、フェラーリに勝利を「思いださせる」のにあれだけかかったことを思えば――確かめてはいないですが、ミヒャの代のフェラーリに、かつての「勝利を知る」エンジニアはいなかったのではないかと思います――、いくらホンダといっても、壁は薄くないと思うわけです。
ただ単に「レースで勝つ」ことだって簡単じゃない。ましてや「タイトルを獲る」つもりなのであれば。
「勝ちを知らないチームを皆で一緒に育て上げ、タイトルを獲る」というのは、お話としては美談で綺麗かもしれないし、達成感も大きいだろうけれど、現実的ではない。少なくとも、私はいまのところジェンスにそれができるとは思っていない。ファンだけれども、ファンだからこそ、そういう部分はなんとなく判ってしまうのだ。期待したいけれども、できないのだ。
といっても、ファンにできることは、「待つ」ことだけ。好きなドライバーの判断はどんなものであっても(それこそ散々突っ込もうとも)最終的には支持します。結果が出せればよし、出せなければそこまでだったのだなと思うだけ。相手がミヒャエルだろうと誰だろうと変わらない、スタンスです。
チームが次々とFIAと手打ちに及んでいるのにも、驚いてはいません。5月末の時点で、予測はしてました。10年も見てると、「こうあって欲しい」とか「こうすべきだ」みたいな意見を持つ以前に、なるようにしかならんさ、という感想を持つようになってしまいまして。老けたなあと自分でも思いますが。
7/11(月)
ちょっと仕事を持ち帰ってきておりまし、て……。
まともに勤務時間の多少延長、とかじゃどうにもならないものがございまし、て……。
PCも音を上げる蒸し暑さに、真咲さんの脳味噌もすっかりフリーズしていたり、いたしまして。
週末に感想とかほざいていたのは何処の誰ですか。(駄目)
とりあえずラリー・アルヘンチナ(WRC)だけは、BBCでちょこちょこと経過を確認しております。20ステージ終わってガルちゃん4位ですvv
トップはローブ(シトロエン)で3:51:08、グロンホルム(プジョー)が約30秒差の2位につけ、さらに30秒遅れてソルバーグ(スバル)、その1分半後ろにガルデマイスター(フォード)、続いて10秒遅れでロバンペッラ(三菱)が続くという、トップ5が総て別チームなのに、うち3人がフィンランド人、残る2人のうち1人がノルウェー人。……強いなァ北欧。
ドニントンパークで開催される、モトGP英国GP(変な字面…)が近づいてきました。小雨の降り頻る中、傘を差して芝生に突っ立って見た、大治郎の姿を、そして行きずりの日本からの観戦客と大治郎について語りあったあの日の灰色の空を、たぶん私はずっと忘れないんでしょうね。
F1の予選方式をファンに問う、という話ですが。
どっちもなあ…、と、思います。正直な話。
結局のところ、どれだけ不公平だろうがTV映りが悪かろうが、予選のやり方として、かつての「何が起るか判らない中で、結局は頭がよく機を見るに敏だったチーム+ドライバーのコンビが勝つ」という、60分間12周あげるから好きに走ってごらん」形式に敵うものはないのじゃないかと疑っていますので。スポーツだのレースだのというものは、主宰者側があんまり嘴突っ込むもんじゃない、その場の流れに任せるもんだ、そんなふうに思うのですよ。
ついでに言えば、こういうふうに考えるファンって大多数じゃないかとも思うんですけど。
選挙と一緒で、権利を得ているのに放棄したら後でごちゃごちゃ言う資格はないなと思ったので、いちおう投票はしてきました。
出口調査で申し上げれば、マシなほう、ということで「Proposal: 1」に一票をば。
さて、そんなわけですので明日(というかもう今日…?)もまた暑さの中で茹だりながら仕事します。英国の感想は時間があったら。なかったらもう今更だということでスルーしちゃいます(ごめんなさい)
あ。
忙しさを装いつつ、実は今日はTVに齧りついてJリーグ観てました。FCが勝ったので一安心、ユータが決めたので嬉しい反面、石川の足がちと心配。
7/11(月)
■英国GP感想
ものっそい久し振りに予選を映像で見ました。あーそう、一周丸々映してくれないのねー、とちょっと遠い目になりながら。
自分の足でほぼ360度制覇しているだけあって、シルバーはどこがどんなふうに映っても即座に場所が判ります。カメラ位置さえ一緒ならスパやモナコもOKですが。実は、鈴鹿に行った回数よりシルバーに通った回数のほうが多かったりします(笑)
そして相変わらず英国GPは、予選前アトラクションは戦闘ヘリのアクロなんですね…。(2003年レポが滞ってますが、もしかしたらそのうち完結するかもしれません←酷い態度だな;;)
予選は、ミヒャエルのコプス(第一コーナー)〜チャペルまでの流れに感嘆の溜息をつきました。実際のここの速さが何位だったかはともかく、彼は、「速く見える」走り方をする。2年前、べケッツに陣取って見た予選は、鳥肌ものでした。…でも、今回TV見ながら、「ああたぶんこれは後半コケるな」と思ってました(笑)←第2セクター、アビーあたりでよく失敗するんですもん。映像上はアビーで大きなミスはなかったように見えましたが、その後の計測では遅れてましたので、予想通りでした。(それでいいのか)
ジェンスは頑張ったなあと微笑ましく見守りつつ。来年の件は、どっちでもいいですよ。移籍してくれれば心置きなく応援できるなあという気持ちはあるけれど。
レースはライブタイミングで見ましたので、後ほど簡潔に感想だけ。
【更新】
…というか、「ヒトリゴト」の過去ファイルを開通しました。「雑記」の「過去の〜」をクリックすると、「2005年3月」のヒトリゴトに飛びます。そこから全ての過去ファイルに接続できるはずです。
近いうちに「雑記」ページに各月毎のリストを作って直リンクする予定ですが、今はちょっと時間が取れないので応急的に。
5月以降のヒトリゴトも、元ネタはメモってあるのですが、調べて纏める余裕がない状態です。
7/5(火)
■いつの間にかいろいろ終わってた。
コンフェデの準決勝に盛り上がったあとはひたすらウィンブルドンでした。どっちも良く知ってる選手はいなくなっちゃったんだけど、見てると面白くて見入ってしまう。前者は「あああ!そこに往年のツィーゲ君(有体に言えば@EURO96)がいれば…!」と悶え、後者は「うーんボリスの魅力にはどうしたって届かないけどなァ」と失礼な感慨を抱きつつ。知ってる人がいなくたってルールは変わらんので、久しぶりの観戦にも戸惑いはなかった。そういう「汎用さ」はF1にはないですなあ。(だからどっちが良いとか悪いとかの話じゃないですよ)
ウィンブルドンの中継は大好きです。実はアレが私のいちばん好きなスポーツ中継の形式です。日本語版もいいけど、BBCのは、凄いですよ。マッケンローとかベッカーとかを解説に呼んでいるくせして、彼らが口を開く機会は殆どない。機会というか、話す合計時間数が凄く少ない。アナウンサーもあまり喋らない。基本は、生観戦のお客さんと全く同じ音(つまりボールの行き交う音と選手・審判の声のみ)を聞いている状態。テニスの応援はプレー中は静かに集中するのがマナーなので、TVを見ているはずだのに選手の息遣いまで聞こえてくる。まだ学生の時分、翌日を気にせず済んだ頃は、息を呑んで深夜の画面に食い入ったもんです。…今年は(も)さすがに12時で切り上げでしたが。
週末は、ウィンブルドンの決勝――より、実は都議選に意識がいってました(笑)
も一個のサイトの関連で、明治の第一回帝国議会の背景なんぞに親しむ機会が最近ありまして、勝手に心中盛り上がってました。政府も民党もぎゃいのぎゃいの楽しそうだった…>帝国議会
現在の日本の政治にまったく希望は持っていませんけども(断言かい)、何もせずに文句を言うよりは、最低限のことはやって文句を言おう、というのが基本姿勢です。最低限以上のことはエネルギーが足りないのでやりませんけど。そんなこと言って諦める人が大多数だからこの国の政治は変わらないのだろうけど。
とりあえず投票した人は当選したので、あとはまあ頑張ってくれたまえよという気分(何様だ貴様)
あ、そんなわけで、F1、また忘れてました(爆)
何度も繰り返して言うから余計に嘘臭く聞こえるかもしれませんが、決してレース自体が嫌になったわけじゃないんですよ。ただ、今レースを見ようとすると、否応なくイヤな気分にさせられることに出くわす確率が高いので、自衛というか、引き篭り中なわけで。雨が止んだらまた顔出します。
仕事がら、世界中のイヤなことと正面きって向かい合わなきゃならなかったりするので、趣味の世界くらいは穏やかにいたいと希望。
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