Personal
Stance
――管理人はこんなスタンスに基づいてサイトを運営しています。
■観戦姿勢について
管理人がいちばん好きなドライバーは、(今も昔も)ミヒャエル・シューマッハーです。彼に出会わなければ、恐らく私はこれほどモーターレーシングというスポーツにのめりこむことはなかったでしょう。それほどにミヒャエルの存在は、私の中で大きいものです。様々な場面で判断の基準として、彼のドライビングや考え方、レースに対する姿勢を参照しています。
ただし、私は同時に、純粋な意味で“レース”のファンでもあります。ミヒャエル以外にも好きなドライバーはたくさんいますし、好きだからといってミヒャエルを無条件に崇拝することもなければ、展開によってはライバルに声援を送ったりもしてきました。
ミヒャエルのように議論の的となり、批判を浴びまくるドライバーを好きになってしまったため、自分の理想と現実とのギャップに戸惑い悩むことも少なくありませんでしたが、今は好きなドライバーの言動ならば、自分で気に入らないことでも基本的に総て受け止めることにしています。それに私が賛同するかしないかは、また別の話。たとえ相容れない部分があっても、それも含めてそのドライバーという存在なのですから、愛することには何ら差支えません。むしろ、愛を持って批判する姿勢を大事にしたいと考えています。
また、モーターレーシングに関わる人たちは、私には到底できないことを一生懸命やっていて、ましてそれを見て自分が楽しませてもらっているのですから、どのカテゴリーにおいても、どんなチーム、ドライバー(またはライダー)であっても、そこで働く人々を“貶す”ような言動は、嫌いです。何をおいても、批評・批判の相手に対する尊敬の念を忘れないよう注意しています。
なお、観戦にあたっては“とりあえず頭の中をからっぽにしておく”のがモットーです。というのも、妙な偏見を持ってレースを見たくないからです。(もっとも、その所為で必要な知識もすっ飛んでいることが少なくありませんが…^
^;)
愛は深く、批評は鋭く、そして何よりレースを楽しむこと、を心掛けています。
■情報源
主に、リンクページに載せてあるサイトから拾ってきます。英国メディアに集中しているのは、やはり英語がグランプリでの公式言語だからです。……というのは方便で、要するに管理人の理解できる外国語がこれだけだからです…。
できればドイツ語やイタリア語、フランス語でも拾ってきたいのですが、残念ながらそこまでの語学力はありません。
情報源が偏っていることは自覚しています。
ただ、学生時代にメディアを専攻していましたし現地にしばらく滞在してもいましたので、英国メディアが一般的にどのようなスタンスで報道をしているのかについては、多少知識を持っているつもりです。
私は英国のメディア報道を、かなり強固なメディアリテラシーを持ったジャーナリズム、と受け止めています。メディアリテラシーとは、「あらゆる情報は何らかのフィルターを通っている」という認識をもって、一歩引いてものを見る姿勢のことです。英国には、自分の感情や意見すらいったん突きはなして客観的に眺めようという気質の強いジャーナリストが多いように感じます。そのうえで、記事はあくまでも記者の主観である、という体裁を崩しません。見ようによっては非常に冷めた文体なのですが、それだけに私にとっては読みやすく、また読んでいて楽しいのです。
とはいえ、英国メディアが世界一、などと言うつもりは毛頭ありません。押しつける気もありません。単に彼らの報道姿勢が、私の感性にもっともフィットしている、というだけのことです。
日本のメディアへの攻撃のつもりもまったくありません。私個人は英国式のやりかたを良しとしますが、それは長年積み重ねてきた文化のうえに成り立っているもので、たとえそっくり日本に持ちこんでも決してうまくいくわけがない、と思ってもいます。
■到達目標?
幸か不幸か、私は英語というものに非常に親近感を持ってしまったため、英語情報サイトを回るのが楽しくて仕方がありません。ですから、そこで見つけた情報や意見や見解などを、私がそれを読んでどう思ったかという感想とともに、ここで紹介していけたらと思っています。
ただ、私のもってくる原文記事は、私の都合のよいものを都合のよいかたちで解釈しているにすぎないのも確かです。また、私の個人的見解は非常に英国ナイズされてますが、英国メディアの受け売りとは微妙にズレてもいます。お読みの際には、お気をつけください。
記事を利用した際にはできるだけ原文を紹介するようにはしますので、そちらも御覧になって、管理人の偏りまくった解釈を笑っていただければ、と思います。
私も、「英国かぶれ」で終わらないように気をつけますので。
それでは、今後とも宜しくお願いいたします。m(_ _)m
2007年1月 真咲 拝.