服装 |
* 動きやすく着脱が簡単で汚れても惜しくない恰好。重ね着が基本。
* 日中、太陽が出ているときはとても暑くなりますが、夕方以降は寒いなんてものじゃなくなります。また、サーキットはえてして平野のど真ん中にあり、吹きさらしで、天候は移り気です。朝晴れていても油断は禁物、風のある日はとくに要注意、突然雨が降ってきます。濡れても、空気が乾燥しているので乾くのは早いですが、7月のある日、風除けひとつない駐車場でバス待ちをしたときは、3枚着込んでいたにもかかわらず凍えるかと思いました。
* 夏場なら、ジーパンにTシャツ+長袖一枚+防水加工の裏地つきウィンドブレーカー、というのが個人的おすすめ。
夏でも冬でも、とにかく風を防ぐことを考えましょう。裏地は、フリースなどの暖かいもので取り外し可能な製品がベストですが(登山用品売り場なんかにあります)、なければ普通のフリースやサマーセーターの上に重ね着してもOK。暑ければ腰に巻いておけばすむことなので、真夏でもセーター系は必ず持っていくこと。 |
靴 |
* 足首をしっかり固定できるタイプの運動靴。軽登山靴でもかまいません。自分が疲れないことはもちろん、悪路でも怪我をせずにすむようなものを選びましょう。
* 汚れが気になるようなものはNG。英国のサーキットは砂利と強風の所為で埃っぽく、雨が降れば泥濘と水溜りだらけになります。舗装されている箇所はパドックの中だけということも珍しくないですし、ぐちゃぐちゃだろうとびしょびしょだろうと、滅多に板を渡したりもしないので、中央突破するしかありません。最悪の場合には捨てて帰ることも選択肢のうちに入れておくと無難かも。 |
着替え |
* 各自の判断でお願いします。私は必要になったことはありませんが、英国GPの話などを伝え聞くと、車中に用意しておくほうが安全という気もします。
ただ、自家用車・レンタカーなしの場合は、荷物になってしまうので、そこは思案の為所ということで。 |
サングラス
帽子
日焼け止め |
* 夏ならば必需品。英国は日本に比べて陽射しが強く、眩しく感じます。紫外線の影響も大きいので、肌の弱い人はローションなども持っていくといいでしょう。
* とにかく乾燥します。肌荒れには御用心。 |
タオル |
* 雨等で濡れたときに拭く、という用途のほか、日除けにしたり、寒いときに羽織ったり、バスタオルくらいのものが1枚あると便利です。 |
現金 |
* 本当は、あまり持ち歩かないのが吉。英国では財布に入れて持ち歩いていても安全な現金レベルは、最高で20ポンド程度です。それ以上だとちょっと怖いかんじ。とはいえ、旅行中持ち歩かないというわけにはいかないので、財布を二つに分け、宿に保管(必ずスーツケースの中に入れ、鍵をかける)する分と、その日使う分とを別にし、後者はいつ如何なるときも必ず身に付けておくようにします。上着のポケットとかは絶対ダメです。できれば、小銭入れも別に持って、無闇に大金を大衆の目に晒さないようにするといいでしょう。
* サーキットやレース関連施設(博物館など)で買うお土産・チームアイテム類は、10ポンド以上なら、下位カテゴリーでもたいていの場合カード支払いができます。ただ、スキミングの危険性はやはり付き纏いますので、現金を持ち歩くのと危険度は大差ないかも。(私はどちらかというとこっちを選びますが、人夫々でしょう)
* チェック(トラベラーズチェック、T/C)は、サーキット・レース関連施設では使えないか、使えてもあまり歓迎されません。避けたほうが無難。 |
雨具 |
* 雨具は必需品。「服装」のところでも書きましたが、天候は急に変化します。山登りを念頭に置くといいかもしれない。傘は、座席で差すのは周囲に失礼ですが、あまりに雨が酷ければ自由席(芝生)に移動するなど工夫すれば差していても邪魔にはならないので、折り畳みを一本入れておくと便利です。レインコートなどは、できるだけ丈の長いものを。登山用の上下別のものなら完璧。
* 小雨ならいいけれど、真面目に降ってきたら、とにかく濡れないことを第一に。そのあと晴れればあっという間に乾きますが、曇り空で強風に晒されると、夏でも震えるほど体温を奪われますので要注意。 |
携帯ラジオ |
* レース観戦なら、多少英語の聞き取れる方は、あると非常に面白いかと。下位カテゴリーのレースだと、観戦キットに含まれていたりもしますが。日本のものでも、適当に周波数を合わせれば聞けたと思います。周波数は、各イベントのプログラムを参照のこと。 |
サイン帳
カメラ
(フィルム) |
* 期待しすぎるとがっかりするかもしれないけれど、意外なところで意外な人に出会えたりもするので、とくにテストなどでパドック周辺をうろつくのであれば、必需品。ただし、周囲の邪魔にはならないように気をつけて。
* フィルムは、サーキット内で売っていないことが多い(あっても型が違ったりする)ので、必ず各自で用意しておくようにしましょう。 |
常備薬
パスポート
他 |
* 海外旅行時に携帯を推奨されている品々は、持っていて損はありません。とくに身分証明書は、現地で仕事をしたり留学していて別に身分を証明するものや連絡先が記載されたものを所持している人はパスポートは必須ではありませんが、旅行者ならば、いざというときの身元保証はパスポート以外ありませんので。 |